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出発進行!

Posted by mg on 28.2012 小説   0 comments   0 trackback
財布の中にはチケットが1枚とある程度の金。
そしてリュックの中にはタオルが5枚。着替えは下着と着慣れたいつもの服と胴着のみ。
食料は、あっちで調達する。野宿だろうから、テントや簡易式ランプも忘れずに。
後は、早乙女流の秘伝書とかの巻物類に、最後は今までの思い出の品。数は少ないが、その分捨てられない程の思い出が詰まった物ばかりだ。


今回の荷物は今までの修行より少しばかり多い。理由は、大方の予想は付くだろう。

明日の早朝、早乙女乱馬は中国へ渡る。

何も突然では無い。
資金が貯まったら中国へ渡り、呪泉郷へ向かう。
これは、乱馬が高校2年に進学した時から心に決めていた事だった。

しかし、高校生という身分ではなかなか親の許しが降りなかった。親と言っても、玄馬が止める筈も無いので、当然のどか一人なのだが、高校は卒業してほしいと相変わらず切れ味の良い刀を片手に迫られ、乱馬が折れたのだ。
哀れ乱馬よ。やはり母には逆らえぬ運命なり。

そして、現在大学1年の春。桜が散り、梅雨入りの少し前の頃。
乱馬は留学という形で修行に行く事が正式に決まった。
推薦で入った大学。本来入ったところで単位など取れないであろうが、留学という形ならば大学が資金を免除してもらえる上に、向こうの大会で結果を出せば大学の一切の費用も免除してくれるらしい。そのメリットに目を輝かした。大学入学は、もはやのどかが勝手に決めてしまったようなものだ。


大学といえば、あかねも推薦で乱馬と同じ大学へ入学した。学部こそは乱馬と違うのだが、こちらはこちらで上手い具合に言いくるめられて入学したようなものであった。父、早雲が大金を出してまで、なびきに協力を求めたのである。

そして見事に乱馬とあかねを同じ大学へ導いた。それだけのために、一体いくらの金額がなびきの手元に納まったのかは定かではない。

だからこそ、早雲にとって乱馬の中国行きは多少なりとも・・・いや、とてつもない絶望に近いほど残念である。
乱馬が早雲に中国へ行くと告げたのは、3月の始め頃。高校卒業式の前日である。
どこから嗅ぎ付けたのかは知らないが、なびきやかすみさん。うっちゃんやシャンプーや良牙にムース九能、とこれまたお馴染みのメンバーもその事実を知ったのは早雲と同時期であった。
この面子より先に知っていたとすれば早乙女夫妻くらいである。


さて、ここで最も重要とされる人物。

あかねだ。

乱馬はまだあかねに告げてはいなかった。
いや、告げる事が出来ずにいた。

恐らく、今夜は天道家で宴会が繰り広げられる。そうすれば、事実が人づてにあかねに伝わるであろう。乱馬は、それだけは絶対に避けたいと心に思っている。


現在、午前10時。乱馬は荷物整理を終わらせて、部屋を見渡していた。

「物はあまり無かったしなぁ。そんなにかわらないか。」

誰もいない。何も無い。そんな部屋でポツンと独り言。思わず微笑がこぼれ落ちる。
とたとたと足音。明らかに親父達ではない足音が誰のものかと推理する。まぁ実際は推理するまでもなく、他の女性陣より多少ガサツな足音を響かせるのはあかねしかいない。

日曜日のこの時間。用事があるとすれば限られる。


バッと襖が勢いよく開かれる。胴着を着た彼女が立っている。そして一言。

「乱馬っ!稽古付き合ってよっ!」
「はぁ?おめぇじゃぁこの俺様の稽古相手になんねぇよ、バーカ!!」

変に意識したのか、今の乱馬の声はいつもよりテンションが変な方向へ傾いていた。
その理由は言わずもがな、あの屈託のない笑顔。これも、しばらく見れないと思うと、少し寂しくなるが、そんな事は口が裂けたって言えないこの男。ましてや、そんな空気を彼女に読まれるだけでも照れる。それが早乙女乱馬である。

「あ、あたしの稽古相手になってほしかっただけじゃない!けちっ!」
「なっ!ケチぃ~?この俺のどこがケチでぃっ!!」
「どこも何も、ケチなモノはケチなのよ!本当心が狭いんだから」
「この俺様以上に心が寛大な男はいねぇぞ!!第一に心が狭いのはそっちだろ?」
「なんですてぇ?」
「お?やるか?」

毎度お馴染み痴話喧嘩。胴着を着た彼女に合わせるように、乱馬も胴着に着替えます。手合わせなので、女になることも忘れない。いつものハンデ。

 あかねが乱馬と出会って約3年。慣れかは知らないが、目の前でパンツ一丁になった乱馬を見ても動じずに、喧嘩をし続けるあかね。なかなか

二人の絆は家族の域なのかもしれない。

お互いに、小学生並みのやりとりを続けて道場へ。
運動の前のストレッチや、筋トレの最中も口を動かし続ける二人だった。

十分にウォーミングアップを済ませ、いよいよ手合わせの時間だ。

あかねと対等に立つ。
あの馬鹿力の割りには、細身。髪は細く、絡む事を知らないかのような綺麗さ。女の色気ってのはシャンプーに比べられば、またまた足りてはいないものの、大分色気付いてきた。
今の俺の格好も、格好だけどな。女だし。

あかねを観察…もとい姿を焼き付けるように見つめる乱馬。
向かい合わせに立った途端、突然黙った乱馬に対し、いきなりどうしたのかという表情を浮かべたあかね。乱馬の近くへ歩み寄ってきた。

「…大丈夫?変な物でも食べた?」

そのまま黙ってあかねを見つめ続ける乱馬。寄ってきたあかねとの距離が…近い。
身長さの為、あかねの顔がいつもよりも・・・近い。もうとっくに慣れた筈なのに、ドキドキと脈を打ち始めた心臓。慌てて冷静さを取り戻そうとするものの、気が付けば乱馬の手は あかねの肩の上。
 何がどうしてこうなったのか、乱馬本人にもわからないようで、大慌てで手を放す。
鈍い事にあかねは頭にクエスチョンマークを浮かべつつ、稽古をしようと言った。
毎度毎度乱馬はあかねの鈍さに苦戦しつつも救われているようである。

再び対等して、礼をする二人。そこであることに気が付く乱馬。


道場に二人。つまり、道場に二人きり。あかねに例の事を打ち明けるとするなら、今。
深呼吸をして、さぁ打ち明けようと口を開けた…のだけど…

「はぁっ!!!!」

と、何とも気合いの入った蹴りが飛んでくる。

「ちょっちょっと待てって」
「問答無用!!」

出た!猪突猛進!
でやぁああああっと、とんでもねぇ勢いは相変わらず。
乱馬は、そんなあかねにたじろぎつつ、難無く攻撃をかわす。

右、右、左、下、左…。

直球勝負なとこは、まるで猪のような力強さを見せる。

「だーかーらー話を聞かんかい!!」
「はあああああ!」

乱馬の声は全くあかねに届かず、結局勝負を終わらせた方が速いようだった。

あかねはまだ攻撃を止めない。拳が勢いよく連続で繰り出していた。
乱馬はさっきよりもギリギリまで攻撃を引きつけ、その拳を掴み、足払いを仕掛ける。

あかねは片手を掴まれ、バランスを崩して乱馬にぶら下げられた状態になった。

「だから言ったろ?相手にならん」
「なっなによバカっ!!」

と、威勢よく発したその本人の目に浮かぶは乙女の涙。

「なっ!!なんだよ、泣くなよ!俺に勝てねえなんていつもの事じゃ…」
「ないてない!」
「泣いてんじゃねえか」
「これは…違う!」

 矛盾してらっしゃる天道さん。
鼻まで真っ赤にして、まるでトナカイのよう。

 戦意を失ったかのようにうつむくあかね。
いつまでもそのまま、ぶら下がった状態にしておく事もない。
乱馬はその手を離した。

 沈黙が暗黙の了解とでも言うかのようにやってくる。
しーーーーんと言う効果音がぴったりだろう。


 外から聞こえる元気な小学生の声。しかし、対照的に道場の中は静かだ。
乱馬にとっても、あかねにとっても気まずい。そんな雰囲気。
乱馬は、意を決した。が・・・。

「あかね、俺中ご「中国でもなんでも行けばいいじゃない。」

静寂を破る言葉を。乱馬の告白を静かに遮ったあかねの一言で、再び一瞬の沈黙と一瞬の氷河期がやってきた。

「へっ?」

色々と驚く乱馬だったが、これだけ周りの人間が知っていて、あかねだけに気づかれないようにというのは、なかなか困難なことだ。
P助もなんとか秘密にできているくらいで、奇跡に近い。良牙が未だにばれてないのは本当に奇跡だ。


「あたしには言う必要がないってことは、許婚解消ね。今までどうもありがとうございました!!」

あかねは、すくっと立ち上がり、顔はうつむいたままきっぱりと言った。まるで、意地っ張りに意地っ張りを足して2で掛けたような、昔の彼女に戻ったかのような態度だ。

「清々した!あたし、これから出かけるから。さよなら!!!」
「お、おい!!何勝手なこと言ってんだよ!」
「勝手なのはそっちでしょ!」

・・・確かにそうだ。勝手なのは自分なのだと思う乱馬。
 中国に行くのは明日だ。
 彼は今までに築き上げたものは、嘘ではないこと、互いに絆が強いものになっているというのは自覚というよりも心で感じていたのを改めて実感していた。勝手に感じていたとしても、思いを告げたこともない癖に、「待ってて欲しい」なんて言えるんだろうか。そう思った。

俺は勝手だ。

「そうだな。でも」

だからこそ聞いて欲しい。

「それでも、俺は中国に行く。だから」

今言わなきゃいけないんじゃねえか?






「俺と結婚してください。」





思いを・・・・。




・・・って・・・・・え?

 呆然と立ち尽くすあかねに、対峙するように呆然と立ち尽くしている乱馬。

「「えっ?」」


「あっと・・・えっ?」

あかねがビックリしているのは分かるが、乱馬も同様に驚き、あたふたしている。

「ぷ、プロポーズするんなら、せめて男に戻ってからしなさいよ馬鹿!!」
「へっ?!あっ俺今女・・・ってえっと違っ!!その前にあかね!プロポっ!!ちょっ違う!!違うぞ!!プロポーズじゃなくて!!」
「・・・なによそれ。嘘?!最低!なんなのよ!人をおちょくってんの?!」

慌てふためく乱馬にあかねに・・・。

「だーーーー!!違う!!俺が言いたかったのは!!」
「なんなの!早く言いなさいよ!!」
「お!!!・・・・・俺!!!が!帰ってく・・るまで、待ってて・・・くれよ」

搾り出すように綴られたその言葉は、尻に近づくにつれてゴニョゴニョと小さくなっていく。
それでも聞き取れたのだろう。目が潤み、息を吸い込んだ。


「なにそれ勝手!!勝手よ!!」
「わーってるよ。勝手で悪かったな。」

あかねは再び八つ当たりモードってやつ?に戻り、その表情は泣き顔に変わっていた。
意味合いの違う涙を流しながらその場に座り込んでわんわん泣いた。

「な、泣くなよ。」
「まっ!!ひっ・・く・・・待ってて・・・やるわよ」



「・・・あぁ。強くなって戻ってきてや・・・あかね?!」








 時は日が沈みきった午後7時。人々が天道道場に集まり繰り広げられた宴会場。内容の濃い面子。シャンプーに右京に久能兄妹、ムースに

コロンお婆さん。その他大勢。道場の中で酒盛りである。そこに良牙は来てはいないようだった。


「乱馬君浮気は許さないからねえええ!!」


「お父さん、それあかねの台詞」


道場の中では、すでに酒と言う名の興奮剤に浸かった妖怪顔の早雲に迫られる乱馬。未だに弱いその顔に引き気味に苦笑いと共に返事を返していた。

「乱馬っ!中国行ったら、ついでに向こうでワタシと祝言あげるよろし!ワタシの友人紹介するネ!」
「何言っとんねん!乱ちゃんは日本で待ってる可愛い許婚と日本で!祝言をあげるんやで!」
「可愛い許婚?どこにいるネ?許婚なんて関係ないね。乱馬の愛人、アイレンはワタシある」
「醜いですこと!乱馬様と婚姻の儀式を交わすのはこの私です。ふざけたことおっしゃらないでくださいまし。」

酒を飲んだのか、酒気を浴びすぎたのか、はたまたいつもどおりなのか、女同士の陰険な・・・・女性の争いでないような暴力的乱闘が繰り広げられ始めようとしていた。

「俺はおめーらと結婚する気はねえってーの!ちょっくら便所」


 同時に詰め寄られ、面倒くさがった乱馬は、母屋に戻り、便所と言いつつ2階に上がっていった。
三人娘は、さすがに便所までは着いて来ないようで、3人仲良く乱馬の嫁討論を武器を持って再開した。


コンコンとノックする。静かに返ってきた返事に、また返すように扉をあけた。

「よっ起きたか?」
「うん。あたし、覚えてるから。忘れてないから。」
「そりゃよかったぜ・・・」

そう、道場の出来事。あの後すぐにあかねは気を失った。慌てた乱馬だったが、原因はただの寝不足だったらしい。
ベッドに運んだあと、一瞬だけ目を覚ましたあかねが言い残した一言。

「眠い。昨日寝てないの。あとで起し・・・・・」

がっくりと力を抜いたあかね。死んでないか、しつこく確認した乱馬だった。彼はしばらくベッド脇から動かなかったのだが、しばらくして、宴会にやってきた来客達に連行されるように道場に引きずられていったのだ。

 
「乱馬、よろしくお願いします。」

「なっ何が?」

 乱馬にとって思いあたりがない。何か頼まれたことあったかな状態。ここで忘れたなんて言ってみろ・・・雷警報発令である。

「何って・・・その・・・」

沈黙が恐ろしい。

「・・ぷっ・・・プロポーズの返事」


「あっ・・・おぅ」



お互いに頬が紅潮して行くのがわかる。伝わる。どきどきと鼓動が高鳴る。

「あかね・・・」

顔が近づく・・・・・



がちゃり




「乱馬君めーーーーっけ!!」

「げっ」

扉の前に嬉しそうに笑いながら、そして指を指しながら立っていたのは早雲だった。
その後ろにいたのは、来客達・・・・・。

「「お父さん!!」シャッターチャンスが・・・・」
「天道君駄目じゃないか~!!あははは!!」
「乱ちゃんプロポーズって何のことや?」
「あかね・・・・殺す!!」
「天道あかね、勘違いなさらないことですわよ!乱馬様はワタクシへのプロポーズの練習をなさって」

半数がニヤニヤ
もう半数が青筋を立てながら引きつった顔。これは・・・・警報じゃすまない。



「うっ・・・にっ逃げるぞあかね!!」
「えっ_?!」



ばっとあかねを抱えて窓から逃走した乱馬。

今日は快晴だ。雲ひとつない。駆け抜ける二人に降り注ぐように、東京の空には普段見れない幸せな星が瞬いていた。



end






あとがき
何が書きたかったって?何だったのか今では思い出せません。
前半は2年前。
後半は今さっき書いたものなのでwwwwww
最初、プロポーズものは書く気はございませんでしたね。まったくもってハハハハハハ!!!

この後の話とか書きたいな~どうしようかなぁ。
ははw
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さいちぇん ざ すとーりー 5

Posted by mg on 21.2012 小説   0 comments   0 trackback
目の前の刺客。しつこーい女。
何度殺されかけたことか。

とある日は寝込みを襲われ、またある時は食べ物に毒物。
常に狙われ、あっちがいつ寝てるのかもわからない。と言うか、寝ていたのだろうか・・・。
狙われてる俺には寝る暇なんてなかったな。
常に視線を感じていた。気配を消していても、漏れる毒々しい殺意のこもった黒い陰の気。
あの女から発していたはずだ。

しかし、そんなとんでもねぇ女が目の前にいようが、それ以前にこの体。


「お、女?!俺に胸がぁあ!」
「乱馬、記憶戻りつつあるね。」

ぬゎにがそんなどう言う事でぃ?
体が女になっちまったってーのに、なんで周りがこんなに冷静なんだよ‼

「シャンプーの事は思い出したのに、呪泉郷の事は忘れたままって事?」
「記憶の混在はよくあるね。あかね、曾婆ちゃんに話は聞いたある。ハッピー探しても無駄ね。」
「そ、それって!じゃあどうすればっ!」

またしても、放置プレイをされる俺。
あかねさんとシャンプーがなにやら真剣そうな面持ちで。って何で?!
俺こそ当事者じゃねーか!!

「くぉら!!一体どう言う事か説明してもらおーじゃねえ「わかったからちょっと待つね‼」

ガッとシャンプーに睨まれる。
何で俺が睨まれなくちゃいかんのだ。
ま、まぁ勢いにゃ負けちまったけどよ。

「この鏡、もしかして南蛮ミラー?!シャンプー、何であんたがこんなの持ってるの?」
あかねさんの素っ頓狂な声が上がった。

シャンプーの左手には顔の大きさより少し大きめの、赤い装飾が施された鏡が握られていた。
そういえば、南蛮ミラーってなんだ?

「これ南蛮ミラーであって、南蛮ミラーではないね。小さいものと、仕様が異なるある。」
「仕様って・・・だから、なんであんたが持って・・・」
「南蛮ミラーは、もともとワタシの家に継がれていた代物ある。」

そういえばそうだ。でも、あの南蛮ミラーデカくねぇか?俺が前見た時は、もっとこう、手のひらに収ま・・・あ。

「南蛮ミラーってもっと小さかったよな?」
「?!」

何に驚いたのか知らねーが、ぼそっとつぶいやいた俺を見たシャンプーの顔はとんでもねぇ顔だった。

「乱馬君、どんどん記憶が戻ってるの?」

あかねさんが俺を見る。かけられた言葉に違和感があるけれど、それが何かわからない。
わからないっていやぁ、記憶喪失だったんだっけな。
でも、大事な事覚えてねえ。
断片的なこの記憶。
あかねさんは、いつから俺と知り合ったんだろうか。まだ先の記憶なのかどうかもわからねえけど、あかねさんの期待のこもる目に俺は何も答える事ができなかった。



「あの小さなミラーはこのミラーのレプリカある。」
「レプリカ?」

シャンプーはあかねの方に向き直り、再び俺を外野に出して話し始めた。

「あの鏡を使て、過去変えようとしと事あたな?しかし、過去が変わる事が無かたね。それは、」
「ニセモノだったからってこと?」
「その通りある。今ここに幼い乱馬がいる。過去は実際に変わり始めてるあるよ。」

過去現在未来ぐるぐるぐるぐる。あー。だんだんイライラしてきたぜ。結局何が言いてえのかわからねえ。

「細けえ説明はいいから、何で俺が未来に飛ばされたのか教えろよ!!」

そう叫んだ俺に対して、真剣な顔を、崩さず、真顔、いや寧ろ冷酷な面持ちでシャンプーは言い放つ。

「魔鏡の合わせ絵。」
「合わせ絵?」

合わせ鏡とかならよく言うけど、絵?

「鏡と鏡、とほんの少しのきっかけだけで、南蛮ミラーは力を発揮するのじゃ。」

気配を断ち、俺の後ろに杖一本で体を支え、どう見たって、髪の長いヒヒの干物のようにしか見えない婆さんが立ってた。

き、気絶するかと思ったぜ。

「干物婆ぁまた出やがったな!」
「干物ではない!!」




つづく

ここから、展開してくぞー頑張るぞー
そしていつもの如く、流れで話を進めるので全然最後を考えて無いっていうね笑

赤い輪 0

Posted by mg on 17.2012 小説   0 comments   0 trackback
  夢へと導かれし赤魂赤魂惹かれる光
    緑の巫女なりその力触れ合う事なかれ
      なれば黒き闇が再び降りかからん

               「かごめ・・・」

                            え?



 気が付けば朝。まだ夜が明けて間もない頃だろう。目の前にいるのは、長い道のりを経て、ようやく結ばれた我が許婚の姿。
 武闘家にあるまじき寝顔は、なかなか整っていて、普段も寝ていればかっこ良いのに。とか思えるほどである。


もぞもぞと動いてしまった所為か、彼が起きてしまった。んん~と寝ぼけながら、あたしの腰を自身に引き寄せる。

「おはようございます。」
「・・・おはよ。」

お互いの姿に、お互いの顔は真っ赤である。当たり前だろう。
昨日の夜、世間一般でいう初体験をしたのだから。その姿は生まれた時の姿そのものである。

「今・・・何時・・・?」

いつもより、うんと甘えた声色をした彼は小さな子のようで母性?をくすぐられた。

「うーんと5時過ぎ。」

一応武闘家の家。朝は早いので、あたしはそろそろ自分の部屋に戻らなくてはならない。

乱馬に部屋が与えられて、乱馬の部屋で過ごす事が多くなった最近。すっかり乱馬の匂いが付いたこの部屋は、あたしにとってとても心地よくて部屋から出るのが惜しい気もする。が、そんな事も言ってられない。そろそろ、みんなも起きてくる。

「学校・・・支度しなくちゃ。」
「もーちよっと。」
「だーめ。あっ」

 起き上がろうとした瞬間に走る、下腹部に残った鈍痛。噂には聞いていたけど、予想以上だった。
 乱馬が心配してくれた中、頑張ってはい起きて支度を始めた。
 生理痛にはあまり悩まされない方のあたしにとって、結構辛いものだったけれど、武闘家としてこれくらいの痛みに耐えられなくてどうする!!という意地で一日を乗り切る事にした。

 朝食を終え、早乙女の叔母様のわかり切った顔と、なびきお姉ちゃんの怪しい目つきに追いやられるようにして家を出た。
 
 そういえば、困ったことに今日は体育の授業がある。
着替え・・・。きっと、どっかしらにつけていると思われる彼の痕跡。
下手に隠すとばれちゃうのよね。なんでだろう。
まぁ、何とかなるよねっ


今日も一日学校である。


つづく


0です。1でもないです。
数字って事は続きます。がんばります。
タイトルは相変わらず適当です。
妄想が続く限り頑張ります。

出だしで、わかってしまうかもねww

さいちぇん ざ すとーりー 4

Posted by mg on 28.2011 小説   0 comments   0 trackback
「こ、ここは?」
 
目の前にあるは、真っ赤ないかにも中華料理店って感じな店。
 
でっかく猫飯店と表記されてる。
 
「乱馬君、ビックリしないでね?」
 
優しく、しかしキッとした表情で忠告するあかねさん。
なんで?とか思ったが、ガラガラと、扉を開けるや否や勢いよく飛び出してきたのは、アヒル。
 
なるほど。
 
しかし、アヒル?なぜ。食材?食材って岡持ち持つっけ。
 
 
「三丁目の矢沢さんじゃぞー。おぉ、あかねではないか。・・・隣のお主、婿殿じゃな?」
 
アヒルの後に出てきたのは、化け物みたいな婆さん。いや、こ、この婆さん・・・
 
 
「猿の干物か?」
 
「たわけ者!!誰が干物じゃ!」
 
 
 
 
それとなく婆さんが凄い化け物だとい説明をあかねから聞いた。一体中国って。
 
「それで?お婆さん、何が原因かわからないかな?」
「夢見しとき、汝回帰の旅に出ん。・・・この言葉は、女傑族の一部のみに伝承されし言葉じゃ。恐らく、このことじゃろうな。」
 
夢しとき、汝回帰の旅に?
結構文章どおりの事みてえだし、その言葉が一体なんの役に立つかしらねぇけど、さっきからジトジトと
 
「殺気立てながらこっち見んじゃ、ねぇええ!!!」
「はっ!!!・・・ふぅ。危ないところだっただ。全く、何という奴じゃ」
 
 
いや、おまる投げつけてきたのお前じゃねぇか!!
そっくりそのまま返してやりてえわいっ!!!
 
攻撃を止めない目の前のこいつ。
助けを求めるべく、あかねさんに目を向けるが干物・・・もとい猿・・・いやいや、婆さんと話したままで、こちらに注意の欠片も見当たらなかった。
 
「ありがとうっお婆さん!!乱馬君、ムースなんてほっといて帰るよ!」
「かっ帰るったって!あ、あかね!危ねえ!」
「乱馬ぁああ!!!覚悟ぉおおお!!!」
 
うおおおおおい!!!!
 
 
 
さぁて、カラスも消えた夜。さっき突然現れたロン毛の眼鏡チャイナ。
俺と間違えたのか、あかねを攻撃しだした後、ずれていた眼鏡を直してやると真っ直ぐ俺の所に挑んできた。
けど、格闘なんてわかんねぇ俺。
ひたすら逃げて逃げて、気がついたら辺りは真っ暗。
 
「ここ、どこだ?・・・こっちか。」
 
野性の勘を頼りに帰宅。
あかねさんは、先に帰っていたようだ。
居間にはいれば、場の空気はお通夜と化していた。
 
 
「乱馬君、おかえり。」
「どうしたんですか?この空気・・・」
 
 
どういう事か。婆さんの話によると、このタイムスリップ現象は、以前使用した南蛮ミラーに関係するらしい。
原因の追求は、その実物である南蛮ミラーを手にする必要があるのだが、肝心の八宝斉。南蛮ミラーの持ち主が行方不明という状況なんだという。
 
 
「そ、その爺さんがいる場所知ってんだろ?とっとと呼べばいいじゃねぇか!」
「しかし、乱馬君、お師匠様はただの人間じゃないんだよ?!ねぇ早乙女君。」
「ぱふぉっ!」
 
「お、おじさま・・・」
 
大丈夫なんだろうかこのハゲ。
そんな事よりも気になるのはあかねさんだ。
さっきから暗い。いや、なんつーかどよっとしたオーラが見えるっていうか、重い空気出してるっていうか・・・
 
「あかね、17歳の乱馬君、お婆さんの所にいなかったの?」
「しゃ、シャンプーもいなかったし、デートでも言ったんじゃないのっ?!」
 
動じないなびきさんが羨ましいぜ。
居間に電流がビリッビリ流れたぞ。
 
 
そこで、突然の
 
 
「あら、帰ってらしたみたいだわ」
 
 
 
 
その一言で、みんなの視線は一斉にかすみさんに集中する。
 
みんなの顔に書いてあるのは、誰が⁈っていう文字。
おじさんに、ハゲ親父、かすみさん、なびきさん、あかねさん、お袋、俺。あれ?全員じゃね?
 
「お父さん、おじさま、逃げても無駄じゃなーい?」
 
 
 
「あっかねちゅわーーーーん!!」
「でぇえええええい!!!」
 
 
 
庭から突っ込んできたのは猿・・・でなく、お子様サイズの爺。
あかねさんの肘鉄食らって伸びてる
 
「年寄り相手に・・・」
「乱馬君!妖怪に年寄りも何もないの!」
「ハイ。」
 
「お、お師匠様!!!無事でございましたか!!!」
「ぱふぉぱふぉふぉぉおお!!」
 
お、お師匠?
 
 
「げへへへ、早雲!玄馬!乱馬!お主らぁああゆるさーん!!!らーんまちゅわーーーーん!その胸でなかせてくりーー!」
「ぶわっ冷てっ!」
 
 
水・・・?うっうわぁあああああ!!!
 
 
で、何でだ。床に押し倒された俺。で、さっきの爺さんが胸の上に乗ってる。え?ゲイ?
 
「乱馬、まさかまさかまさか!!元に戻ってしまったのか?」
 
よくみれば、目に目一杯涙を浮かべている。
「ちょ、爺さんどうしたんだよ。」
 
という俺の言葉は届かず、泣き叫びながら、庭を越え塀を越え、遠くへ去って行った。
 
はっ!さっき話してた八宝斉って!
 
「あの爺さん!!」
「逃げたわね。あのお爺さん捕まえるの、大変だろうけど、まぁがんばんなさい。」
「なびきお姉ちゃん。そんな他人事みたいに!」
「だって他人事だもの。そこにいるのも、乱馬君である事に代わりは無いじゃない。ま、バイト代が出るなら手伝ってもいいけどねー。」
 
不敵な笑みを浮かべて居間を後にするなびきさん。末恐ろしい。
 
しかし、あかねさんが凄く熱心だ。なんか、俺すっげぇ罪悪感を感じるぜ。
 
「お師匠様を捕まえる方法から考えなくてはならないな。」
 
「その心配はいらないね!」
 
ぎゅるるるるる!!!
ってをい!!自転車乗ったまま・・・
 
「ワタシが、原因教えるある。」
「シャンプー!!!」
 
居間に乗り込む人間がいるのか?
目の前にいたけどよ。
 
ん?こいつ見覚え・・・あ。
 
「お、お前・・・シャンプー!!!」
 
こ、殺される!!!ヤバいよ!俺完璧殺される!!!なんか急に思い出した!!!俺シャンプーに殺される!!!
 
「あいや乱馬!ワタシの婿になるね!殺すなんてとんでもないあるよ!」
「へ?あ、でも俺・・・あれ?男?あれ?」
 
記憶と現実の違いに混乱する。目眩起こしそうだぜ。
 
 
「乱馬君、ごめんね?」
 
あかねさん?
なんで謝られ、なるほどな。
ジョボジョボとかけられるヤカンに入った水。
しかも、結構冷たい。
 
ん?んん?!
 
「お、女になっとる。」
 
な、な、な、なんで?!
 

つづく

展開が早過ぎたorz

我輩の辞書には無理しかない

Posted by mg on 19.2011 小説   0 comments   0 trackback
認めてやろーじゃねーか。
俺にだって無理な事ぐらいあらぁ。

正直、一般ピーポーから見りゃぁ俺は人間離れした身体能力と、頭の回転の良さルックス、身体から溢れる美貌を持ってる。
もちろん、間違っちゃいねえけど、俺だって化け物じゃねえんだ。

苦手だってある。

脳みそまで筋肉で鍛えられてっから、勉強なんてからきし無理な話。
まどろっこしい話も着いてけねーから無理。

あとは・・・


そう、これは俺の最も苦手とする・・・『女』

いくら自分が女に化ける事が出来てもぜってー慣れない。

ただ、友達として相手してくれる奴は平気だ。
だけど、この俺から発する色香に惑わされちまった女の迫り来るオーラが飛んでもなく苦手。つか、無理!!!

だってよ?ちょっと俺が何か言おうもんなら、直ぐに泣き出すしよ?
か弱いしよ?
かと言って、弱いもんだと決めつけりゃあ直ぐ怒る。

寒いと言いつつわざわざ露出してるわ、裸見られて痴漢呼ばわりされるわ。
あの時は、俺の方が先に風呂入ってたし俺も見られてんのに!!!(1巻参照)

それにあの柔らかさと来たらもう!俺の○○が○○で!!←


さらには、わけわかんねえキノコだったりしびれ薬だったりを料理に混ぜてよこしやがる!!
好きな相手にそんな物騒なモン渡すか?
まぁ、それはまだ良いんだけどよ。

それより何より泣かれた時が一番困る。どうしていいかわかんねえ。
下手に触れば壊れちまいそうだしよ。




その中でも、あいつが一番該当してんだよな。
本当に女として見れるのもあいつだしよ。
参ったな。本当に無理な事だらけじゃねえか。

「それだけ自分が馬鹿って事でしよ?」
「へっ?」

振り返れば、仁王立ちしたあかねの姿。ミニスカートなんて履きやがって。パンツ見えるぞ馬鹿。
というか、ま、まさかまさかまさか!!
声に漏れてた?全部?全部?!!


「なーにが俺は人間離れした身体能力と、頭の回転の良さルックス、身体から溢れる美貌を持ってるって?」
「なっ!間違ってねーだろ?」
「間違いだらけじゃないの!」
「んだと?やるか?!」
「受けて立とうじゃないの!!」

う、うやむやになっちまった。
一体どこまで口からでてたのか知らねえが、こいつにだけは、俺が俺でいられるようで、俺が俺でいられないらしい。
どうやら、一番の無理はあかねのようだ。







「あ、あんたの無理。二つ忘れてるじゃない。」
「な、なんだよ。」

「切腹と、こ・れ!」

「ね"っねごぉぉおおおおおお!!!!!」
  

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